2013年5月13日 月曜日

40肩・50肩

40肩・50肩
まず40肩・50肩という病名はありません。
「肩が上げられない」、「動かすと痛い」といった症状が40~50才代に多くみられる為にこう呼ばれています。いわば肩疾患の総称です。
医学的には肩関節周囲炎と呼ばれ、種類や痛み方も様々です。

なぜ痛みがでる?
「肩周辺に何らかの理由で炎症が発生して痛みを引き起こす。」とされています。
「何らかの理由」というのは原因がはっきり解明されていない為です。
よって、原因は様々ですが以下の様な事が想定されます。
・ 筋肉、関節の衰え
・ 運動不足
・ 過去にスポーツや仕事などで痛めたことがある。
・ 転んだ際に腕を地面についた
・ デスクワークなどで同一姿勢が多い
・ 冷房などによる冷え
これらが原因となって肩周辺に炎症が起き、痛みを感じる事が多いようです。

中でも「筋肉、関節の衰え」が関係しているようです。デスクワークが多くて運動習慣がない方にも多発している傾向があります。

肩が上げづらいなどの症状がある方、特に結髪(髪を結ぶ)、結帯(帯を結ぶ)動作がやりづらい(出来ない)方は要注意。痛みが出る前にケアしましょう。

また、両肩を痛める事も珍しくありません。
同時に痛めることは稀ですが、例えば、右肩が治った数年後に今度は左肩・・という方は多いです。
過去にどちらかの肩に40・50肩を経験されている方は特に注意が必要です。



どう対処するの?

冷や汗が出る程の急激な痛みが出た場合は、重症(肩の腱が損傷、断裂など)の可能性があります。
まず整形外科などの医療機関を受診してください。

初期は強い痛みが出る事もしばしばあります。炎症が強く出ている状態なので安静にしましょう。1週間から長くても2週間ほどである程度痛みは落ち着くはずです。

冷やすことも効果的ですが、タイミングを間違うと悪化する恐れもあります。痛い場所に触れて、明らかな熱感がある場合のみ冷やしましょう。

整形外科などで問題なし(痛み止めの薬とシップを処方され、様子を見ましょうと言われた方)と診断された方は是非ご相談下さい。

どれ位の期間で治るの?
一概には言えませんが、半年以上かかることも珍しくありません。
ただの肩こりと違い、「関節や腱の炎症」、「肩関節の動きの消失」、
そして「関節や筋肉の衰え」がありますので根治には時間がかかります。

しかし必ず治る症状です。

当院での施術方法
種類や症状にもよりますが、肩の動き、肩まわりの筋肉の緊張を改善させていきます。

40・50肩の治療の基本は「動かす」事と当院は考えます。
硬くなって動かない状態のものを、柔らかく動くようにするわけですから少し痛みを感じる事もあります。
もちろん無理に引っ張ったり、急に肩を挙げたりすることはありません。
肩周辺の緊張を取りながら、患者様と探りあいながら治療をすすめます。

自宅で出来る運動療法も指導していきます。
筋肉や関節の老化が起きている状態ですから、自宅での運動療法を行う事は非常に大切です。
運動療法をしっかりやる場合と、あまり熱心にやらない場合とでは、回復のスピードが全く変わってきます。痛みを少しでも早く取る為に共に頑張りましょう!

すべての疾患に共通して言える事ですが、「1日で悪くなって痛みが出る」という事はありません。長期間の積み重ねが原因で、何かをきっかけにして発症する事がほとんどです。

痛みの有無に限らず、「あれ、ちょっと変だな」、「いつもと動きが違うぞ」など、
気になった時点でご相談下さい。もちろん相談は無料です。


投稿者 横浜中央整体院つるみ